穀雨(こくう)... 地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりの水分と栄養がためこまれ天からの贈り物である恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のことです。穀雨の終わりごろが八十八夜になります。 《 春雨降りて百穀を生化すればなり 》         『 湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。 』        Kohoku Regional Agriculture Center Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 Mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp HP:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy

麦類赤かび病の適期防除に努めましょう!

2024年03月27日

 令和6年3月27日 滋賀県病害虫防除所は、防除情報第15号を発表しました。

令和5年度防除情報第15号
令和6年(2024年)3月27日
滋賀県病害虫防除所


麦類赤かび病の適期防除に努めましょう!

対象作物:小麦、大麦
病害虫名:赤かび病

 農業技術振興センター(近江八幡市)における11月8日播種の小麦の生育は、3月中旬時点で平年より5~7日程度早まっています。また、大阪管区気象台3月21日発表の1か月予報によると、向こう1か月の気温は高い見込みで、出穂期も早まると予想さ れます。
 このため、開花期は平年より早くなると予想されますが、必ずしも出穂に連動して開花が早まるとは限りません。そのため、早くから防除の準備を行い、出穂後の気温と開花状況をよく確認し、適期防除に努めましょう。

防除上注意すべき事項
(1)小麦は、開花始め~開花期に農薬を散布する。特に、「びわほなみ」は、赤かび病に弱いことから、1回目の散布から7~10日後頃に2回目を散布する。
(2)二条大麦は、穂揃い10日後頃に農薬を散布する。
(3)六条大麦は、赤かび病にやや弱いことから、開花始め~開花期とその7~10日後頃の2回農薬を散布する。
(4)薬剤散布後に気温が高く、曇雨天が続く場合は、防除効果を高めるため、直前の散布の7~10 日後頃に追加で農薬を散布する。特に、「びわほなみ」では3回目の農薬散布に向けて準備する。

  お問い合わせ先:滋賀県病害虫防除所
  TEL:0748-46-4926 FAX:0748-46-5559
  Email:gc70@pref.shiga.lg.jp
  https://www.pref.shiga.lg.jp/boujyo/


農薬の取り扱いについて

 農薬取締法や滋賀県では、農薬を販売する者・使用する者が守らなければならない事項、守っていただきたい事項を次のように定めています。
 このことを守り、農薬の適正な流通、安全・適正な使用に努めましょう。

【 農薬を扱うみなさまへ.pdf 】 

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