『 湖北はひとつ 』を合言葉に!   湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。   KohokuRegionalAgricultureCenter Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 Mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp HP:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy                大暑(たいしょ)... 一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃です。体力を保つために鰻を食べる土用の丑や、各地でのお祭り・花火大会もこの時期に行われ、夏の風物詩が目白押しです。 《 暑気いたりつまりたるゆえんなればなり 》

湖北の小菊栽培について

(更新日 令和元年10月30日)

小菊栽培をご検討されている皆さまへ


 湖北地域で栽培されている小菊は、関西の花き市場を中心に市場出荷されています。
 市場出荷では、関西仏花(仏壇、墓参り)の素材として短茎規格品(長さ45cm)が出荷本数の7割を占めています。
 この短茎規格品は、平成21年に「プチマム」名で両JA(JAレーク伊吹・JA北びわこ)が商標登録をして生産拡大を図り、新規栽培者の増加につなげるなど組織の活性化を図ってきています。
 プチマムは、一般の菊栽培に比べ労働時間が短く、生産コストも安いことから初心者でも容易に栽培・出荷することができ、販売先も明確で安定した需要があることから販売価格も比較的安定しています。
 お盆・秋彼岸前が需要期で、8・9月咲きの黄色の品種を主として計画的に栽培、出荷する必要があります。


 栽培マニュアルについては、下記へお問い合わせください。


プチマム栽培マニュアル(テキスト版) 

1.プチマム(短茎)小菊栽培の基本
(1)プチマムの概要
 ● プチマムは、出荷する切り花長が45cmと短く、一般の菊栽培に比べ労働時間が短く、生産コストも安いことから初心者でも容易に栽培・出荷ができる。
 ● プチマムは、お盆・秋彼岸前が需要期で、8・9月咲きの黄色の品種を主として計画的に栽培、出荷する必要がある。
 ● プチマムの流通は、関西の花き市場から花束加工業者に納められ、関西仏花(仏壇、墓参り)の素材として加工され量販店等で販売されている。プチマムは販売先が明確で、安定した需要があることから販売価格も比較的安定している。
(2)栽培のポイント
 ① 日当たり良く排水良好なほ場を選定し、畝立てマルチ栽培を基本とする。
 ② 堆肥等の施用による土づくりを行い、排水を徹底して根の活力向上を図る。
 ③ 肥料の基肥一発施用とマルチ栽培により、初期生育の促進と雑草予防により省力化を図る。
 ④ 病害虫防除をこまめに行う。(さび病・アブラムシ・ダニは徹底防除する)
 ⑤ ネット用支柱は丈夫なものを立て、ネットは成長に合わせ高さを調整し、風害を防止する。
 ⑥ 収穫するタイミング(切り前)を守る。
(3)プチマム栽培の主な作業(8月咲き小菊)【省略】
(4)菊の開花条件【省略】

2.苗作り
 育苗には、挿し芽法、かき芽挿法、株分け法があり、プチマムは挿し芽法を基本とする。
 ① 挿し芽法・・・・・・8・9月咲き
 ② かき芽挿法・・・・5月咲き~8月咲き(8月咲きは秋植の場合)
 ③ 株分け法・・・・・・8月咲きの春植
(1)挿し芽法
 ● 挿し芽は密閉挿し(みっぺいざし)で良苗育成する。
 ● 密閉挿しは、茎枯病対策、育苗日数短縮、育苗の省力の一石三鳥で、その方法は次の通りである。親株は防除の徹底を図り、挿し芽の30日くらい前に摘心をしておき、新芽を出して若い穂を挿し芽する。
 ① そろった若い穂を親株から8cmの長さで折り取り、5~6cmの長さに調整し挿し穂とする。
 ② 挿し穂は展開葉1.5~2枚くらいに整理する。(親株から採った芽を展開葉1.5~2枚程度に調整する。)
 ③ セルトレイでの密閉挿し 
 ● セルトレイは、128~200穴程度のものを用いる。セルトレイを受ける箱は水稲育苗箱などが利用できる。
 ● 一度使った箱やトレイ(特に前年病気が出たもの)は消毒後に使用する。ケミクロンGの1,000倍液に10分浸しよく水洗するか、イチバン乳剤の1,000倍液に瞬時浸す(水洗不要)。
 ● 用土は育苗培土(与作N-150)等を用い、セルトレイに均一に入れ、十分にかん水する。
 ● 調整した挿し穂を挿す深さは2cm程度にし、土と密着するよう行う。
 ④ 挿し芽が終わったらかん水を兼ね、オーソサイドかダコニールの600倍液を散布する。
 ⑤ 苗箱は、根が地床に着いたり病害発生を防ぐため、床の上にタルキなどを置きその上に並べて置く。
 ⑥ 床に沿いトンネル状に支柱する。
 ⑦ 0.03~0.05mmの農ポリを掛け、すそは全て土をのせて密閉する。
 ⑧ 農ポリの上に30cm以上の空間ができるようさらに長い支柱を立てる。
 ⑨ 支柱の上に日覆けをし、風で飛ばないようにする。寒冷紗等で50~60%遮光する。(北側は寒冷紗で覆わずに、光に当てるようにする。日中や西日の強い日光が当たらないように寒冷紗で覆う。)  

POINT!
  この間、トンネル内に絶対風が入らないように注意!
 ⑩ 12~14日後くらいに発根する。全体の発根を確認したら数日をかけてトンネルの除去を行い、徐々に外気に慣らす。ただし、低温時は発根に日数がかかる。
 ⑪ 外気に当てた後、遮光を取り、2~3日光線に当てる。乾いたらかん水を行う。
 ⑫ 挿し芽苗は、セルトレイのセル穴に根が巻いてからほ場に定植する。(挿し芽後、25~30日)

POINT!
  トンネル除去が遅れると発根が遅れ、新芽が徒長する。
 2~3日間、日覆いは取らず外気に馴らして育苗する。
 (トンネル除去後、風の強い日や寒い夜はトンネル被覆する)

密閉挿しの注意点
 ● トンネル内が極端に暗くならないように遮光を加減する。遮光率は最高で60%までとする。
 ● 低温時期の挿し芽では、オキシベロンやル-トン等の発根促進剤を用いる。

(2)挿し芽の手順
 ① 挿し穂の大きさを揃える。
 ② 挿し穂の長さは5~6cm程度とする。
 ③ 挿し穂を発根促進剤に漬ける。
 ④ セルトレイに十分潅水する。
 ⑤ セルトレイに挿し芽する。
 ⑥ 挿し芽は、隣同士の挿し穂の葉が触れ合わないようにする。
 ⑦ 地床に十分かん水し、タルキなどの上に苗箱を置き農ポリを掛け密閉する。
 ⑧ 密閉挿しの様子。遮光し過ぎないこと。
 ⑨ 風でビニールが飛ばないようにしっかり押さえる。
 ⑩ ビニールの裏側は常に水滴が付いている状態にする。
 ⑪ 挿し芽10日後の様子。発根が始まり新しい葉が展開を始めている。
 ⑫ 挿し芽10日後の様子。根が伸び始めている。

3.栽培ほ場の選定
 菊の根は浅くしかも細いので、過湿や過乾燥に弱い(特に過湿に弱い)。このため、できるだけ通気性、保水性に富む土壌(砂壌土か壌土)がよい。また、土壌酸度(pH)は、5.5~6.5の弱酸性がよい。
 ⑴ かん水、排水ができるほ場で、日当たり、通風の良い場所を選ぶ。
 ⑵ 粘質な水田などでは秋耕を行い土を風化させるとともに畝を立て排水を良くしておく。
 ⑶ 砂壌土で透水性の大きい水田以外で栽培する場合は、できるだけ畝を高くする。
 ⑷ 連作はできるだけ避ける。

小菊栽培は排水良好なほ場を選定し高畝で良品生産を!

4.土づくり
 菊を栽培するほ場へは、できるだけ堆肥などの有機資材を入れて土づくりをする。
 主な堆肥と土壌改良資材【省略】

5.肥料施用の考え方
 ● 菊は根が弱いので基肥は緩効性肥料を用い、追肥は生育促進のため速効性肥料を原則とする。
 ● プチマム栽培は、緩効性肥料の基肥一括施用で省力化を図る。

窒素過剰は水揚げが悪く病害虫の発生を招く!肥料不足は収量、品質の低下を招く! 
 ●菊栽培におけるチッソ(N),カリウム(K)の影響 
 栄養生長前期のN不足【切り花本数(分枝数)や着葉数が減り、花首や節間が徒長する。茎葉の硬さに欠ける。】
 栄養生長後期のN不足【茎長が短く、花が小さくなる。採花茎葉重、花重ともに減少する上位葉が極端に小さくなる。】
 花芽分化以降のN不足【花が小さく、葉が淡色になる。採花茎葉重、花重ともに減少する。開花が遅れる。】
 栄養生長前期のN不足【やや花は小さく花首も長いが収量、品質への影響は少ない。】
 栄養生長後期のK不足【全体に葉が小さく縮みが生じる。茎長がやや短くなる。】
 花芽分化以降のK不足【花首が伸びる。葉色が淡くさえない。】

6.プチマム施肥設計基準(マルチ栽培)【省略】

7.ほ場準備と栽培管理
(1)本ぽの準備
 ① 土づくり・・・堆肥・苦土石灰を全面に施用し、トラクターで耕耘したあと畝を立てておく。
 ② 畝立て・・・・・耕耘後、速やかに畝を立てる。(春先は圃場に雪解け水があるので秋に畝立てをしておくと良い)
 ③ 施 肥・・・・・畝の上にCDUたまご化成S222を施用し、管理機などで耕耘後、レーキなどで整地する。
 ④ マルチ・・・・・畝にマルチを張る。できれば降雨後に行う。
 ⑤ 菊ネット張り(ネット : 2条植え・20cm角×3マス、3条植え・12cm角×5マス)
 ⑴ うねの両端に丈夫な杭を打ち込む。(φ50mm×長さ150cm)
 ⑵ ネットを引っ張りながら杭に通す。
 ⑶ 平らでやや幅広の板に、20cm間隔にのこぎりで2cm程度の切り込みを入れる。
 ⑷ 切り込み部分にネットの端を通す。
 ⑸ 菊ネットの両端は誘引ヒモ、針金などを絡めさせ、ネットを強く張る。
 ⑹ 定植後、畝の両側に支柱を2m間隔でハの字型に立てる。
 ⑥ 定 植・・・基肥を施用してから3~4日後に定植する。できれば曇天の夕方に定植し、定植後はたっぷり水を与えて活着させる。
 ⑦ 定植方法【省略】
(2)定植後の管理
 1)摘心と整枝
 ① 定植して約1週間後に摘心を行う。(苗の活着後)
 摘芯により脇芽が伸びて側枝となり、切り花となる。(定植前摘芯は分枝が減る傾向にある)
 成長点を残さないように苗の先端をつまむ。
 折り取りが少ないと効果がないので思い切って折り取る。
 葉は5~6枚残す。
 ② さらに20日後、整枝をおこなう。側枝が10cm程度伸びた頃、よく揃った側枝を1株あたり4~5本に整理する。太すぎる側枝や細すぎる側枝は除去すること。
 2)支柱立て
 ● ネットを支えるため、支柱を畝の両側に2m間隔で立てていく。
 ● 支柱はネットの内側から外側に広げるように立てる。(逆ハの字型)
 3)菊ネット上げ 
 ● キクの成長に合わせてネットを草丈の70%程度の高さに順次上げていく。
 ● ネットが落ちないようにネットと支柱をヒモ等で縛る。
 4)下葉かき 
 ● 草丈が40cmほど伸びた頃に、地際から20cm位の高さまで葉を掻き取り、通風を良くして土の跳ね上がりによる病害を防ぐ。その後は生育に合わせて適時行う。
 5)病害虫防除 
 ● 生育期間中は「防除ローテーション表」を参考に定期的な予防防除に徹する。
 ● 病害虫の発生を認めたら、速やかに適用薬剤の散布を行う。
 ● 高温期の薬剤防除は薬害が発生しやすいので、涼しい時間帯に薬剤散布する。
 ● 展着剤を効果的に用いる。

8.収穫 
(1)小菊の収穫・調整・出荷手順
 収穫から出荷までの作業は重要。特に【切り前】は重要で適期収穫に心掛ける。
「収穫」
 ● 収穫適期【切り前】を迎えたものから順次収穫する。
 ● 収穫は出荷の前日、前々日の気温が高くなる前の早朝に収穫する。
 ● 収穫後は、直射日光や風に当たらないように菊をシート等で包み圃場から搬送する。
「調整作業」 
 ● 極端に葉がしおれている場合は、仮の水揚げを行ってから作業すると後の作業がしやすい。
 ● 雨などで葉が濡れている場合は、シート等の上に広げて扇風機等で乾かす。
 ● 萎れた葉は素手では触らない事。(手の熱で葉が黒くなる)手袋を履いて作業をする。
 ● 調整作業までに時間がある場合は、一旦、桶等に漬けておく。
 ※調整作業用にコンパネ等で下図のような台を作ると便利。 
 ① 仮切り
 花の先端を揃え、約48cmの長さで切断する。
 ② 下葉取り
 葉は頂蕾から約25cm残し下葉を落とす。
 ③ 選別、結束
 ● 葉落としが出来た花を結束する。花の咲き具合や茎の太さを揃えて束にする。
 ● 1束の中に茎が太いもの、細いもの、花が開いたもの、硬いものを混ぜないこと。
 ● 花揃いを良く見せるため、1本ずつの蕾の位置を頂点で揃えて束ねる。
 ● 選別をしっかりと行い、25本を輪ゴム(№25)で束にする。(水切り部分を3cm残し、輪ゴムを巻く)

選別・調整は丁寧に行いましょう!
 ⑴ 脇芽を取る。特にほうき状になっているものは出荷しない。
 ⑵ 病虫害により葉が痛んでいるものは出荷しない。
 ⑶ 曲がりのひどいもの、穂首が曲がっているものは出荷しない。
 ⑷ プチマムは頂点に5~6輪の花が咲く蕾があること。
 ④ 水切り、水揚げ 
 ● 水の中で約3cmカットして水切りする。
 ● 茎を揃え長さ45cmに整える。
 ● 水揚げは1晩行う。水は株元10cm位入れる。
 ● 日光や風が当たらない涼しい場所で保管する。
 ● 容器の中では菊の束を真直ぐに立てておくこと。(茎が曲がる場合があるので注意)
 ⑤ 「箱詰め・出荷」
 出荷当日の朝、箱詰めを行う。水揚げしていた茎元は濡れているのでタオル等で拭き取ること。(茎や葉は必ず乾かして箱詰めすること)
 【箱詰基準:1束25本×12束=300本/箱(新聞紙を用い、花を保護する)】

9.親株管理
(1)プチマムの親株管理の基本的な考え方
 1)プチマムは、マルチ栽培で挿し芽定植を基本とする。(挿し芽の時期に穂が採れない場合は掻き芽定植する)
 2)前年の収穫株から採穂し、挿し芽で発根させ定植する。(生育が揃う)
 3)夏菊は、温度があれば伸びた茎に花を咲かせ株を弱らせるため、切り戻しを行い花が咲きにくい状態にする。(切り戻し後、エスレル処理すると茎が伸びにくくなる)
 4)親株管理から育苗の段階で前年の病害虫を減らす。
 5)親株をそのままにして翌年の出荷用にしないこと。茎や葉が弱く病気に侵されやすい。(さび病等)
(2)親株選定
 1)親株は出来る限り病害虫の発生がないもので確保する。
 2)1a当たり1,400本を定植する場合の親株数(2条植えで約70mの畝)
 ① 親株数「150株」程度必要。(10m程度の親株を確保)
 ② 1株から10本挿し穂が採れるとして「1,500本」を確保。
(3)8月咲き小菊の親株管理手順(省力化管理)
 1)収穫後、なるべく早くマルチを取り除く。
 2)台刈り作業をする。(台刈りは土が湿った状態で曇天日を選んで行う)
 マルチ栽培の場合は地際から7~8cmの高さで刈り取る。
 ● 8月咲きは8月下旬に台刈りを行う。
 3)台刈り後は新芽が伸びてくるまで潅水しない。(新芽が伸びてくるまで敷ワラ、寒冷紗で遮光すると良い。遮光の取り外しは徐々に行う。)
 4)新芽が出かけたら条間に速効性肥料(細粒868等)を追肥する。
 ● 8月咲きは9/10頃に追肥する。
 ● 新芽が出かけたら追肥を3.3㎡(畝約4m)当たり100g施用する。
 5)新芽が3~5cm程度伸びてきたら、株元に土かけをする。茎元に確実に土が入るようにする。
 新芽が3~5cmになったら新芽の茎元が埋まるように土をかける。葉先は埋まらないようにする。 
 ● 8月咲きは、土かけをして翌春までそのまま状態で管理する。
 ※親株としてハウスへ移植する場合は土かけ不要
 6)親株の管理期間中を通して蕾や花は随時取り除く。
 7)定期的に病害虫防除を行い、圃場周辺の雑草は取り除く。
 8)春先の親株管理

 ① 雪で折れた茎や葉、雑草を除去する。
 ② 速効性肥料(細粒868等)で追肥する。
 細粒868で3.3㎡(畝約4m)当たり150gを施用する。(茎や葉に肥料が触れないように気を付ける)
 ③ 殺菌剤と殺虫剤で防除する。(展着剤を加え浸透性を高める)
 ④ ビニール等でトンネル保温し、新芽を伸ばす。(2月下旬~3月上旬)
 保温により病気や害虫が増えるので、天気の良い日はトンネルの裾から親株を観察する。(挿し芽前には換気をする)
 9)穂を採取し挿し芽を行う。
 (太い挿し穂は腐りやすいので、細く若々しい穂を挿し芽すると発根が良い)
(4)8月咲き小菊の親株管理作業時期【省略】

10.プチマムの栽培手順
 プチマムは、切り花長が45cmで、組み花業者向けに出荷する規格であり、低コストで省力・多収栽培が行える。
 1)切り花の品質を揃えるために挿し芽苗を定植する。
 2)基肥一発の施肥体系とマルチ栽培で省力化を図る。
 3)病害虫防除は予防防除に徹し、初期防除を心掛ける。
 表【省略】

11.生育調整剤の種類と使用方法
 表【省略】

12.病害虫防除
(1)菊の病害虫
 白さび病、黒さび病【葉に初め直径1mm程度の乳白色の小斑が現れる。葉の裏面に白色が淡黄白色のイボ状病斑をつくる。病斑は古くなると白色から淡褐色に変わる。被害が激しいと多数の病斑から葉がいびつになる。】
 ● 褐斑病、黒班病【葉に褐色~黒褐色の楕円形、不整形の病斑が出る。黒班病は、病斑と健全部との境界ははっきりしている。下葉から順次上の葉に病斑ができ、病気が進むと葉は枯死する。】
 ● アブラムシ類【新芽や茎の柔らかい部分に寄生する。その排出物で葉の表面がすすをかぶったように黒くなるすす病の発生原因となる。ウイルス病を媒介し、多く寄生するとキクの成長が抑制されることがある。】
 ● ハダニ類【葉の裏を加害、葉は退色し白っぽくなる。多発すると株上部に移動し、糸を張るようになる。高温期、乾燥が続くと多発する。】
 ● アザミウマ類(スリップス)【新芽、葉、花を加害する。被害葉は、初めはカスリ状、次第にザラザラになりハダニ類による被害と似る。新芽に多く寄生した場合は芯止まりとなる。】
 ● ハモグリバエ類【幼虫が葉内をトンネル状に食害し、絵描き状の被害痕を残す。また、成虫は葉に穴をあけ、そこから出た汁をなめるため、直径1mm程度の白い斑点となって残る。】
 ● キクスイカミキリ【4月下旬から6月上旬に、新しく伸びた若い茎の周囲を輪状に2か所食害し産卵する。そのため、新芽の先端が急にしおれ、引っ張ると簡単にきれいに折れる。】
 ● グンバイムシ類【吸汁による加害であり、葉表にはカスリ状の脱色斑点が生じ、葉裏には黒い粘液状の排泄物が見られる。被害が甚だしい時には葉全体が黄~白化し、枯死に至る場合もある。】
(2)防除薬剤【省略】

13.プチマムの品質規格・出荷要領
(1)品質規格
 ① 頂点に開花する蕾の数が5輪以上あるもの。
 ② 切り前(蕾の開花度合)が適期であるもの。
 ③ 蕾や葉に病害虫被害や損傷がないもの。
 ④ 茎が曲がりでないもの。
 ※上記の規格以外は優品扱い(短茎小菊)での出荷、または返品扱いとする。
(2)出荷要領
 ① 花卉部会の「取り決め事項」に従い出荷すること。
 ② 出荷箱の詰本数は300本入りを基本とし、250本・200本入りも可とする。
 ③ 箱詰めは、「箱詰め要領」に従い行うこと。
 ④ 別に定める「出荷重量基準」により出荷し、基準に満たないものは優品または返品とする。基準以上のものは格付け時に判断する。
 ⑤ 出荷品個々の重さを計り、重量を箱の上面に記入すること。(出荷箱重量含む)
 ⑥ 異色の混合は不可とする。同色の混合は可とするが、できるだけ花色・草姿が近いものとする。
 ◆プチマム出荷重量基準(箱重量含む)
 300本・・・・・5kg~7kg
 250本・・・・・4kg~6kg
 200本・・・・・3kg~5kg
 ◆プチマムの箱詰め要領【省略】
 ◆出荷箱記入例【省略】
 ◆出荷伝票「送り状」の取扱い【省略】

14.小菊の栽培品種一覧
 表【省略】

15.8月咲き小菊(プチマム)防除ローテーション表(参考)
 1.農薬の容器等のラベルには、その農薬を安全に使用するために必要な事項が記載されてあるので、使用方法や注意事項に従って使用してください。
 2.周辺にキク以外の作物がある場合は、農薬がその作物に飛散しないように細心の注意を払ってください。
 3.下表は防除ローテーションの一例です。病害虫の発生の程度によっては、省略できる場合や他の農薬が必要になる場合があります。
 4.本表は平成29年2月1日現在の農薬の登録内容です。内容等が変更になる場合があるので最新の登録内容を確認してください。
 表【省略】

商 標 情 報

商標(標準文字)プチマム
 
登録番号第5252153号
登録日2009年07月31日
出願番号商願2008-98015
出願日2008年11月20日
存続期間満了日2029年07月31日
 
権利者情報
権利者北びわこ農業協同組合
権利者レーク伊吹農業協同組合
 
商品・サービス(指定商品・指定役務)
31類木・草・芝・ドライフラワー・苗・苗木・花・牧草・盆栽

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