世界農業遺産
(公開日 令和7年5月7日)
世界農業遺産(GIAHS)とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されます。
日本は南北に長く、山地が大半を占める国土を有することから、それぞれの土地や気候条件に合った独特な農林水産業が各地で営まれてきました。我が国では、15地域が世界農業遺産に認定されており、多様で地域性に富む伝統的な農林水産業が受け継がれています。
※世界で28ヶ国89地域、日本では15地域が認定されています。(令和6年10月7日更新)
琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」は、令和4年7月18日(月)世界農業遺産に認定されました。
