『 湖北はひとつ 』を合言葉に!   湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。   KohokuRegionalAgricultureCenter Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 Mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp HP:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy                小雪(しょうせつ)... 雪が降りはじめる頃です。まだ積もるほど降らないことから、小雪と言われています。お世話になった方に感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする期間です。 《 冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへなり 》

ハスモンヨトウによる被害多発のおそれ

2024年10月22日

 令和6年10月22日 滋賀県病害虫防除所は、病害虫発生予察注意報第8号を発表しました。

令和6年度 病害虫発生予察注意報第8号
令和6年(2024年)10月22日
滋賀県病害虫防除所


ハスモンヨトウによる被害多発のおそれ

対象作物:野菜類、花き類
病害虫名:ハスモンヨトウ

1.発生地域:県内全域

2.発生量:多

3.注意報発表の根拠
(1)県内3カ所に設置しているフェロモントラップでのハスモンヨトウの誘殺数が増加している。近江八幡市安土町大中での9月以降の累積誘殺数は平年の約1.9倍であり、10月第2半旬以降、誘殺数が急増している(図a)。高島市今津町日置前での9月以降の累積誘殺数は平年の約1.6倍であり、8月第5半旬以降、平年より多い状況が続いている(図c)。
(2)露地ほ場のアブラナ科野菜で、幼虫による食害が多数確認されている(写真)。
(3)向こう1か月の気象予報(大阪管区気象台10月17日発表)では、気温は高いと予想されている。今後も発生に好適な状況が続くため、被害の増加が懸念される。

4.防除対策
(1)早期発見に努め、若齢幼虫が葉裏に群生しているうちに捕殺する。
(2)中齢~老齢幼虫になると薬剤の効果が低下するので、若齢期に薬剤を散布する。また、成虫は次々に飛来して産卵するので、薬剤散布後も発生状況に十分注意する。
(3)施設栽培では、開口部を防虫ネットで覆い、成虫の侵入を防ぐ。

 お問い合わせ先:滋賀県病害虫防除所
 TEL:0748-46-4926 FAX:0748-46-5559
 Email:GC70@pref.shiga.lg.jp
 https://www.pref.shiga.lg.jp/boujyo


農薬の取り扱いについて

 農薬取締法や滋賀県では、農薬を販売する者・使用する者が守らなければならない事項、守っていただきたい事項を次のように定めています。
 このことを守り、農薬の適正な流通、安全・適正な使用に努めましょう。

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