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令和6年病害虫発生予報第5号

2024年06月19日

 令和6年6月18日 滋賀県病害虫防除所は、病害虫発生予報第5号を発表しました。


令和6年度病害虫発生予報第5号
令和6年(2024年)6月18日
滋賀県病害虫防除所

【予報概要】
 大阪管区気象台の発表では、向こう1か月の気温は高く、降水量は平年並または多く、日照時間は 平年並の見込み。

A.イネの病害虫
1.葉いもち
 予報内容 発生時期:平年並
      発生量:平年並
予報の根拠
(1)余剰苗での発病時期はやや早い。
(2)本田での発生を認めていない(平年値:6/22)。
(3)育苗箱施薬による防除が普及している。
(4)イネいもち病発生予測システム(BLASTAM)によると、5月以降、いもち病感染好適条件はほとんど出現していない(準好適条件は出現している)。
(5)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多く、日照時間は平年並の見込み。
防除上注意すべき事項
(1)不必要な余剰苗は直ちに除去する。
(2)移植栽培では、いもち病に有効な長期持続型の薬剤を育苗箱に施用、または移植時に側条施用したほ場では、葉いもち防除の必要性は低い。
(3)直は栽培では、いもち病に有効な長期持続型の薬剤を、は種同時施薬機を用いて土中施用したほ場では、葉いもち防除の必要性は低い。
(4)多肥田や晩植田、「コシヒカリ」「キヌヒカリ」「秋の詩」「滋賀羽二重糯」では特に注意する。(5)ほ場をよく見回り、発生を認めたら薬剤を散布する。
(6)耐性菌を生じやすいので、穂いもちの防除も考慮して同一グループ薬剤の連用を避ける。

2.紋枯病
 予報内容 発生時期:平年並
      発生量:平年並
予報の根拠
(1)ほ場での発生を認めていない(平年値:6/20)。
(2)前年の発生量はやや少ない。
(3)水稲の茎数は平年並。
(4)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多く、日照時間は平年並の見込み。
防除上注意すべき事項
(1)前年発生の多かったほ場では特に注意する。
(2)防除の目安は、極早生・早生品種では発病を認めた場合、中生・晩生品種では出穂20日前の発病株率が15~20%以上。
(3)生育の旺盛なほ場で発生が多いので注意する。
(4)病勢進展初期(幼穂形成期~穂ばらみ期)に株元までよくかかるように薬剤を散布する。

3.コバネイナゴ
 予報内容 発生時期:平年並
      発生量:平年並
予報の根拠
(1)幼虫の発生時期は平年並。
(2)前年の発生量は平年並。
(3)ほ場での発生量は平年並。
防除上注意すべき事項
(1)防除の目安は、6月下旬に本田での捕虫網による20回振りすくい取り虫数が100頭以上
(2)発生が多い場合、薬剤による防除を実施する。その場合は若齢期に畦畔から額縁状に薬剤を散布する。

B.野菜(露地)の害虫
1.野菜全般:アブラムシ類
 予報内容 発生量:やや少
予報の根拠
(1)ほ場での発生量はやや少ない。
(2)黄色水盤での誘殺数は平年並。
(3)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)発生初期から薬剤を散布する。
(2)薬剤抵抗性を獲得しやすいので、同一グループ薬剤の連用を避ける。

2.野菜全般:ハダニ類
 予報内容 発生量:やや少
予報の根拠
(1)ほ場での発生量はやや少ない。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)発生初期から薬剤を散布する。
(2)薬剤抵抗性を獲得しやすいので、同一グループ薬剤の連用を避ける。

3.野菜全般:アザミウマ類
 予報内容 発生量:やや少
予報の根拠
(1)ほ場での発生量はやや少ない。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)発生初期に薬剤を散布する。
(2)ほ場周辺の雑草や残さを除去する。

C.果樹の病害虫
1.果樹全般:カメムシ類
 予報内容 発生量:多
予報の根拠
(1)チャバネアオカメムシの越冬成虫数は多い。
(2)フェロモントラップでの誘殺数は平年並、予察灯での誘殺数は多い。
(3)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)発生予察注意報第3号を参照のこと。

2.ナシ:黒星病
 予報内容 発生量:平年並
予報の根拠
(1)ほ場での発生量は平年並。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)「幸水」は発病しやすい。
(2)発病葉や発病果は取り除き、園外へ持ち出し処分する。
(3)耐性菌が生じやすいので、同一グループ薬剤の連用を避ける。

3.ナシ:ハダニ類
 予報内容 発生量:平年並
予報の根拠
(1)ほ場での発生量は平年並。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)発生初期から薬剤を散布する。
(2)薬剤抵抗性を獲得しやすいので、同一グループ薬剤の連用を避ける。

4.ブドウ:チャノキイロアザミウマ
 予報内容 発生量:平年並
予報の根拠
(1)ほ場での発生を認めていない。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)茶園の隣接園に発生が多いので注意する。
(2)袋かけ前に薬剤を散布する。

5.カキ:炭疽病
 予報内容 発生量:平年並
予報の根拠
(1)ほ場での発生を認めていない。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)「富有」は発病しやすい。
(2)通風の悪い園、枝の混み合った園では発生が多いため注意する。
(3)発病枝は除去し処分する。

6.カキ:カイガラムシ類
 予報内容 発生量:平年並
予報の根拠
(1)ほ場での発生量は平年並。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)ろう物質を十分分泌していない幼虫ふ化期(6月下旬頃)が防除適期にあたる。

D.チャの害虫
1.チャノコカクモンハマキ(第2世代幼虫)
 予報内容 発生時期:やや早
      発生量:平年並
予報の根拠
(1)第1世代成虫の予察灯での誘殺時期はやや早い。
(2)越冬世代成虫の誘殺数は予察灯、フェロモントラップでやや少ない。
(3)ほ場での発生量は平年並。
(4)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)発生量が多い茶園では、二番茶摘採後に薬剤を散布する。

2.チャハマキ(第2世代幼虫)
 予報内容 発生時期:平年並
      発生量:平年並
予報の根拠
(1)越冬世代成虫の予察灯での誘殺時期はやや遅い。
(2)越冬世代成虫の誘殺数は予察灯、フェロモントラップで平年並。
(3)ほ場での発生量は平年並。
(4)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1) 発生量が多い茶園では、二番茶摘採後に薬剤を散布する。

3.カンザワハダニ
 予報内容 発生量:平年並
予報の根拠
(1)ほ場での発生量は平年並。
(2)気象予報では気温は高く、降水量は平年並または多い見込み。
防除上注意すべき事項
(1)発生量が多い茶園では、二番茶摘採後に薬剤を散布する。

 防除対策(耕種的防除や薬剤防除など)については、滋賀県農作物病害虫雑草防除基準を参照してください。


  お問い合わせ先:滋賀県病害虫防除所
  〒521-1301 滋賀県近江八幡市安土町大中516
  TEL:0748-46-6160・4926
  FAX:0748-46-5559
  Email:gc70@pref.shiga.lg.jp
  https://www.pref.shiga.lg.jp/boujyo/


農薬の取り扱いについて

 農薬取締法や滋賀県では、農薬を販売する者・使用する者が守らなければならない事項、守っていただきたい事項を次のように定めています。
 このことを守り、農薬の適正な流通、安全・適正な使用に努めましょう。

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