春分(しゅんぶん)... 昼と夜が同じ長さになる日で、自然をたたえ生物をいつくしむ日とされています。多くの出会いや別れがあり、新生活の始まりなど変化が多い時期です。 《 日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり 》         『 湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。 』        Kohoku Regional Agriculture Center Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 Mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp HP:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy

農薬散布による被害事案について

2017年11月14日

先般、他県の公立小学校において児童が授業を受けている時間帯に、敷地内樹木の害虫駆除を目的として農薬が散布され、それにより6名の児童が体調不良を訴え、病院に搬送される事案が発生しました。


 本事案は教育委員会が防除業者に作業を委託したものであり、担当者からの聞き取りによれば以下の原因により発生したとのことである。

● 農薬散布を児童が在学し授業を受けている日・時間帯に実施したこと。

● 小学校の施設管理者と防除業者間、小学校内の職員間で、散布当日の作業スケジュールや安全確保対策等の詳細な情報共有が不十分であったこと。

● 教育委員会、小学校の施設管理者及び農薬散布を委託された防除業者のいずれも、住宅地通知の周知・徹底を目的とした研修に参加しておらず、住宅地通知の内容を十分理解していなかったこと。


 このようなことから、今後、同様の事案が再発することがないよう、特に、以下の事項について徹底をお願いし、国通知「住宅地等における農薬使用について」に基づき、適正な農薬使用がなされるよう留意願います。

● 農薬散布にあたっては、万が一にも子どもが農薬を浴びることがないよう、学校敷地への散布は、児童が在学し授業を受けている日・時間帯に実施しないなど、散布日・時間帯に最大限配慮すること。

● 農薬散布の情報は、周辺住民に対して事前に周知するとともに、施設管理者とその他職員間、施設管理者と委託された防除業者間で連携し、散布当日の作業スケジュールや安全確保対策等の詳細な情報を共有すること。

● 住宅地通知の周知・徹底を目的とした研修に定期的に参加するとともに、農薬の散布を委託した場合は、委託された防除業者等に住宅地通知を徹底させること。


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