『 湖北はひとつ 』を合言葉に!   湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。   KohokuRegionalAgricultureCenter Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 Mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp HP:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy                小雪(しょうせつ)... 雪が降りはじめる頃です。まだ積もるほど降らないことから、小雪と言われています。お世話になった方に感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする期間です。 《 冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへなり 》

果樹カメムシ類による被害多発のおそれ

2024年05月21日

 令和6年5月20日 滋賀県病害虫防除所は、病害虫発生予察注意報第3号を発表しました。

令和6年度 病害虫発生予察注意報第3号
令和6年(2024年)5月20日
滋賀県病害虫防除所


果樹カメムシ類による被害多発のおそれ

1.病害虫名:果樹カメムシ類(主にチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ)

2.対象作物:果樹(ナシ、ブドウ、カキ等)

3.発生地域:県内全域

4.発生程度:多

5.注意報発表の根拠
(1)5月第3半旬に果樹カメムシ類の予察灯での誘殺数が急増し、チャバネアオカメムシの誘殺数が平年の7.3倍、ツヤアオカメムシが29.6倍となった。
(2)果樹カメムシ類の予察灯での4月からの累積誘殺数は過去10年で最も多い。
(3)チャバネアオカメムシの越冬成虫数は、過去10年間で2番目に多い。
(4)大阪管区気象台の気象予報では、向こう1か月の気温は高いと予想されている。果樹カメムシ類の活動がさらに活発になり、果樹園への飛来が増加するため、被害の発生が懸念される。

6.防除対策
(1)気温が高く、風の弱い夜に飛来する習性がある。園内で発生を確認したら早朝か 夕方に防除を行うが、必要以上の薬剤散布は、天敵を減少させ、ハダニ類やカイガラムシ類の増加につながるので注意する。
(2)防虫ネット(6㎜以下)を備える果樹園では、ネットの裾をペグや土嚢等で固定するとともに、ネットの破損がないか点検する。
(3)局地的に飛来し、集中的に加害する傾向があるため、各園地で見回りを行う。
(4)山林隣接園や過去に被害を受けた園では特に注意する。

 お問い合わせ先:滋賀県農業技術振興センター 花・果樹研究部
 TEL:077-558-0221 FAX:077-558-3670
 Email:GC58@pref.shiga.lg.jp


農薬の取り扱いについて

 農薬取締法や滋賀県では、農薬を販売する者・使用する者が守らなければならない事項、守っていただきたい事項を次のように定めています。
 このことを守り、農薬の適正な流通、安全・適正な使用に努めましょう。

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