外来水草が琵琶湖「北湖」でも拡大中!
2019年09月09日
生態系への影響が懸念されている特定外来生物の水草、ナガエツルノゲイトウが琵琶湖の北湖で拡大していることがわかり、滋賀県が対策を検討しています。

ナガノツルノゲイトウは琵琶湖や内湖、河川などの水ぎわに生育する水陸両生の多年生の植物で、外来生物法の特定外来生物に指定されています。
特定外来生物に指定された動植物の生きた個体は、飼育・栽培や保管・運搬、野外への放出等が原則禁止されています。
ナガノツルノゲイトウは 繁殖力が非常に 旺盛なため、草刈機で葉や茎を刈ると飛び散った葉や茎の断片からでも根を生やし、 生息範囲を拡大します。水中に水平に根を張り、一度生えると根絶駆除が難しく、乾燥にも強い生物です。
早期発見と駆除が重要となりますので、農地で発見した場合はすぐに県農産普及課(0749-65-6630)または、米原市農政課(0749-58-2228)・長浜市農業振興課(0749-65-6522)までご連絡ください。