2023年産米の農産物検査結果(2)について
2023年12月04日
農水省は12月1日、2023年産米の農産物検査結果(10月31日時点)を公表しました。
近畿6府県では1等米の比率が52.5%で、前回の9月末時点と比較すると1.3ポイント上昇しました。
滋賀県の1等米の比率は56.0%と、去年の同じ時期から10.6ポイント低下し、前回の9月末時点と比較すると1.4ポイント低下ました。
等級は農産物検査法という法律にもとづき、登録検査機関に所属する農産物検査員が全国で統一された規格により、形がきちんと整った状態である「整粒」の割合をはじめ、米粒の皮部の厚さや薄さ、粒の大きさ、粒が揃っているかなどを目視でおこない、1等・2等・3等に判定しています。保管の際に重要な米の水分量については、15%以下に抑えられているかを機械で測定しています。
食味に関しては、等級が落ちても味は変わらないことが多いとされます。