R3複式農業簿記基礎講座第2部を開催しました

　令和3年11月12日(金) 湖北農業会館において、令和3年度複式農業簿記基礎講座 第2部を開催しました。

　講師には第1部（11月5日）に引き続き、石井会計事務所の石井税理士をお招きして、第1部の復習、現金の出し入れ、預金の出し入れ、農産物等の販売代金の受け入れ、助成金・共済金等の受け入れ、その他の収入の受け入れ、費用の支払い、売掛金・買掛金・未収金・未払金、償却資産の取得・除却等、事業主貸と事業主借、借入金・預り金等の受け入れ・返済、決算と決算手続、期中に算入していない売掛金・未収金に対する収益の計上及び買掛金・未払金に対する費用の計上、農産物の家事消費・事業消費の計上、農産物の棚卸、農産物以外の棚卸、減価償却費の計上、適格請求書等保存方式（インボイス制度）概要について講義いただきました。

　また、昼休みや終了後には講習時の不明な点や、各々の問題についてご相談され、先生にご対応いただきました。

※11月30日(火)・12月2日(木)は、パソコン複式農業簿記初心者講習会を開催します。
（申し込みは締め切りは、11月24日です。）

　農業を取り巻く環境は日々変化しています。農業経営者自らが農業簿記の記帳に基づいて経営の状態を分析・診断し、経営改善のための適切な判断や具体的な対策をとることが必要です。そのために、農業経営の基礎知識や実務能力を高める努力を継続的に行うことが不可欠となることから、今後も複式農業簿記の講座等を開催いたしますので、是非受講下さい。