穀雨(こくう)... 地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりの水分と栄養がためこまれ天からの贈り物である恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のことです。穀雨の終わりごろが八十八夜になります。 《 春雨降りて百穀を生化すればなり 》         『 湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。 』        Kohoku Regional Agriculture Center Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 Mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp HP:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy

R5ノロウイルス食中毒注意報(4)発令!

2024年02月08日

 令和6年2月8日(木)から令和6年2月28日(水)まで、県下全域にノロウイルス食中毒注意報が発令されました。


 感染性胃腸炎患者が増加しており、ノロウイルス食中毒が発生しやすい状況になっていますので、次の点に注意しましょう。

1.手洗いをしっかり行いましょう。
 手指を石けんで30秒以上時間をかけてていねいに洗い、手指についたウイルスを流水で洗い落としましょう。

 調理前、トイレの後、食事前および下痢やおう吐をした人の世話や汚物処理をした後は、特に念入りに行いましょう。また、手を拭くタオルは共用せず、ペーパータオルまたは個人用のタオルを使いましょう。

2.食品は十分に加熱しましょう。
 二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれのある食品の場合は、中心部まで85~90℃以上で90秒間以上加熱しましょう。

3.体調が悪いときは休みましょう。
 下痢、おう吐等の症状がある時は、食品を二次汚染させる可能性があるため調理作業をしないでください。
 また、家族に下痢、おう吐等の症状がある場合にも感染している可能性があるため、手洗いをしっかり行い、手袋を使うなど注意しましょう。

4.食品を盛り付けるときは、マスク、手袋を着用しましょう。
 食品を盛り付ける場合はマスクを着用し、手袋やお箸を使って、直接食品に触らないようにしましょう。

5.調理器具はしっかり消毒しましょう。
 使用前後の食器や調理器具は、熱湯や0.02%次亜塩素酸ナトリウム等で十分に消毒し、流水洗浄しましょう。

6.ふん便、おう吐物の処理と消毒を適切に行いましょう。
 ふん便中やおう吐物中には多量のウイルスが排出されているので、換気を十分に行い、手袋とマスクを着用した上で速やかに処理しましょう。
 また、処理した床、ドアノブ、便器等は、0.1%次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、処理に使ったマスク、手袋、タオルなどは、ビニール袋に密封して廃棄しましょう。


野菜の生産に携わる方へ

 生鮮野菜は、肉類と比べて微生物の栄養となるものが少ないため、食中毒を起こす微生物が付着して増える可能性はより低いと考えられますが、海外では生鮮野菜が原因と考えられる大きな食中毒事例が報告されています。そのため、生肉を取り扱うときだけでなく野菜を取り扱うときも、食中毒を防ぐために有害な微生物に気を付けなければいけません。

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