農作業中の熱中症に注意!
2025年06月18日
大阪管区気象台は15日に高温に関する気象情報を発表し、近畿地方は20日にかけて35度を超える猛暑日になる可能性があるとして、熱中症への警戒を呼びかけています。
農作業をする方も、暑い環境で長時間作業する場合は熱中症に注意が必要です。
特に、屋外で直射日光を浴びる環境や、高温多湿な環境下になりやすい「ハウスや農舎」などで作業をする場合も、予防・対策を徹底しましょう。
また、農業法人を含む全ての事業者に対して、熱中症の危険がある作業(WBGT28度以上または気温31度以上で、連続1時間以上または1日4時間以上)を行う場合に具体的な対策を講じることが義務付けられています。
炎天下での農作業は熱中症の危険が高まりますが、猛暑日が続く真夏だけでなく、暑さに慣れていない時期の作業も注意が必要です。
毎年、農作業中の熱中症で約30人(全国)の方が亡くなっています。農業従事者の中には、熱中症の具体的な症状がわからず、自ら認識しないうちに熱中症にかかっている方が多くいます。
特に高齢農業従事者は脱水しやすいため、こまめな水分と塩分の補給や休憩を周囲の方々が協力して声かけを行うようにしましょう。
また、MAFFアプリ(農業に携わる皆さまに役立つ情報 を農林水産省から直接お届けするスマホ用アプリ)等を積極的にご活用ください。