環境保全(農業濁水・廃プラスチック対策)および農薬の適正使用に関するお願い
滋賀県では、琵琶湖をはじめとする豊かな水環境を守り、持続可能な農業を次世代につないでいくため、農業濁水の流出防止、農業系廃プラスチック対策および農薬の適正使用に関する取組を推進しています。
農業者の皆さまにおかれましては、以下の点にご配慮いただき、環境にやさしい農業の実践にご協力をお願いします。
🌱 農業濁水の流出防止に向けて
水田からの濁水は、河川や琵琶湖の水質に影響を及ぼすおそれがあります。
田植え前後の管理を中心に、次の取組を徹底しましょう。
🔹 均平作業の徹底
ていねいな均平化により、浅水代かきや水管理がしやすくなり、除草剤の効果向上にもつながります。
🔹 畦畔・排水口の点検、補修
畦周りの漏水防止や、排水口への止水板設置を行いましょう
🔹 浅水代かきの実施
水を入れすぎず、土が7~8割見える程度を目安にし、浮遊物は除去してください。
🔹 強制的な落水をしない水管理
田植え前後に不要な落水を行わず、濁水の流出防止に努めましょう。
♻ 農業系廃プラスチック対策について
農業系廃プラスチックは、産業廃棄物として適正な処理が必要です。
🔹肥料袋、あぜ波板、被覆資材などは、風で飛散しないよう適切に管理しましょう。
🔹不法投棄や野焼きは、法律により罰則の対象となります。
🔹地域の回収方法や処理ルールを確認し、農業者自らの責任で適切に処理してください。
また、プラスチック被覆肥料の被膜殻がほ場から流出しないよう、
🔹浅水代かきの実施
🔹被膜殻の回収
🔹代替肥料(硫黄コート、ウレアホルム等)への切り替えについてもご検討をお願いします。
※令和7年度から、環境保全型農業直接支払交付金の一部取組では、プラスチック被覆肥料が使用できなくなります。
🚜 農薬の適正使用と飛散防止について
農薬は、安全で適正に使用する責務があります。周辺への影響防止のため、以下を必ず守りましょう。
▷ 農薬散布前の周知
🔹散布日時・場所
🔹使用農薬の種類
🔹農薬使用者の連絡先
などを、十分な時間的余裕をもって、周辺住民へお知らせしてください。
▷ 散布時の注意事項
🔹風の強い日は散布しない
🔹散布量・使用方法を守る
🔹ノズルの向き・種類を確認する
🔹防護具(マスク、手袋等)を着用する
🔹水田散布時は、水漏れがないことを確認する
▷ クロルピクリン剤(土壌くん蒸剤)について
クロルピクリン剤は重要な農薬ですが、刺激性があります。
ラベル表示を厳守し施用後は必ずビニール等による被覆を行い、周辺への影響防止を徹底してください。
🌏 持続可能な滋賀の農業に向けて
滋賀県では、「しがの農業みらい条例」に基づき、環境こだわり農業の推進や、地域ぐるみでの濁水防止対策を支援しています。
一人ひとりの取組が、琵琶湖と地域農業の未来を守る力になります。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

