2025年産米の農産物検査結果
2025年10月01日
農水省は9月30日、2025年産米の農産物検査結果(8月31日時点)を公表しました。
農林水産省が公表した2025年産米の検査結果によると、8月末時点での滋賀県の1等比率は51.7%となり、前年同時期の76.8%から25ポイント低下しました。
今年の夏は記録的な高温となり、米粒が白く濁る「白未熟粒」が多く発生しました。さらに、一部地域ではカメムシの被害も確認され、品質の低下に拍車をかけています。
近畿6府県全体の1等比率は49.8%で、前年の72.0%から22ポイント以上低下しました。滋賀県は近畿の中では比較的高い水準を維持したものの、大幅な減少は避けられず、全国的な傾向と同様に厳しい結果となっています。