令和7年度ミナミアオカメムシ・イネカメムシ対策セミナーを開催しました
令和8年2月6日(金) セミナー&カルチャーセンター「臨湖」にて、令和7年度ミナミアオカメムシ・イネカメムシ対策セミナーを開催しました。
近年、滋賀県内では水稲および大豆においてカメムシ類による被害が拡大していることから、被害防止対策の周知と防除技術の向上を目的に、「ミナミアオカメムシ・イネカメムシ対策セミナー」を開催しました。

はじめに、湖北農業農村振興事務所農産普及課から、湖北管内における水稲・大豆でのカメムシ類の発生状況について説明がありました。ミナミアオカメムシおよびイネカメムシは近年分布を拡大しており、令和7年度には湖北地域全域で多発生となったことが報告されました。
また、暖冬や夏季の高温が発生要因の一つであることや、予察灯による発生把握の重要性について解説がありました。
続いて、農研機構植物防疫研究部門の上級研究員より、近年問題となっているカメムシ類の生態と防除対策について講義が行われました。出穂期前後の加害による不稔や斑点米の発生、作期や生育ステージによる被害の違いについて説明があり、あわせて、発生状況に応じた適期防除や、耕種的対策を含めた総合的な防除の重要性が示されました。
さらに、JA全農しが生産資材部生産資材課営農技術室から、カメムシ防除薬剤に関する説明がありました。斑点米カメムシ類に高い効果を示す薬剤の特性や散布時期、水管理のポイントなど、実践的な防除技術について解説があり、適期に2回防除を行うことの重要性や、次年度を見据えた越冬対策についても紹介されました。
本セミナーを通じて、カメムシ類の発生状況や生態を正しく把握し、予察情報を活用した適切な防除を行うことが、被害軽減につながることを改めて認識しました。
※ 当日の資料をご希望の方は、湖北地域農業センターまでご来館ください。

