『 湖北はひとつ 』を合言葉に!   湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。   OrganizationName:KohokuRegionalAgricultureCenter Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 E-mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp WebSite:https://kohoku.webnode.jp/ LINEaccount:@549zxsvy                大暑(たいしょ)... 一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃です。体力を保つために鰻を食べる土用の丑や、各地でのお祭り・花火大会もこの時期に行われ、夏の風物詩が目白押しです。 《 暑気いたりつまりたるゆえんなればなり 》

特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」にご注意ください!

2026年07月24日

 滋賀県から、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が米原市(伊吹山山頂)で確認されたとの発表がありました。

 湖北地域では、昨年、長浜市湖北町および高月町でも確認されており、今後も被害の拡大が懸念されます。

 クビアカツヤカミキリは、サクラ・ウメ・モモなどバラ科樹木の幹に産卵し、幼虫が樹木の内部を食い荒らすことで、樹木を衰弱・枯死させるおそれがある特定外来生物です。

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🔍 クビアカツヤカミキリの特徴

  ✅ 成虫の発生時期は5月下旬~8月頃
  ✅ 全身は黒色で光沢があり、首(胸部)が赤いのが特徴です。
  ✅ 幼虫が木の中で成長すると、フラス(木くずと幼虫のふんが混ざったもの)を幹の根元などに大量に排出します。

  👉 フラスは被害を見つける重要な目印です。

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🌳 被害を受けやすい樹木

  ✅ サクラ
  ✅ ウメ
  ✅ モモ
  ✅ スモモ など

  👉 バラ科の樹木を栽培・管理されている方は、定期的に樹木の状態をご確認ください。

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⚠️ 発見したら

  ✅ 成虫を見つけた場合は、その場で捕殺してください。
  ※ 特定外来生物は、生きたまま運搬したり飼育したりすることは禁止されています。

✅ クビアカツヤカミキリの成虫や、幼虫が出すフラス(糞と木くずの混ざったもの)を発見された場合は、「発見日時・発見場所・写真(撮れれば)・樹木の種類」の情報提供をお願いします。

連絡先
  
湖北農業農村振興事務所農産普及課   ℡ 0749-65-6630
  滋賀県 農政水産部みらいの農業振興課 ℡ 077-528-3842

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🌱 地域ぐるみで早期発見・早期防除を

 クビアカツヤカミキリは、1匹のメスが1,000個を超える卵を産むこともあり、被害が急速に拡大するおそれがあります。被害を広げないためには、早期発見・早期防除が重要です。

 農地周辺や庭木、公園などでサクラやウメなどを見かけた際には、樹木の状態にもぜひご注意ください。

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クビアカツヤカミキリについて
・クビアカツヤカミキリは中国、ロシア、ベトナムなどを原産地とする
外来種であり、2012年に国内で発生が確認されました。
・発生地域が全国的に拡大しており、滋賀県では2025年7月14日、ウメ園で成虫を確認しました。令和7年2月末現在、15都府県で発生を確認)
・幼虫は、ウメ、モモ、スモモ等の樹木内部を食害し、激しい場合は
樹木が枯死します。
・被害拡大防止に向け、
早期発見・早期防除を確実に行うことが重要です。

クビアカツヤカミキリ(成虫)の特徴
・体全体は黒く光沢があり、前胸背板(頭部の下部)が赤い。
・体長(頭部から腹部末端までの長さ)は、約2.5㎝~4㎝ですが、 個体差が大きいです。
・掴まれると強い臭いがある液体を排出します。
・車両や鉄道等に付着して長距離移動することがあります。
・本虫は「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」による
特定外来生物に指定されており、許可なく「生きたまま持ち運ぶこと」、「飼育すること」、「他の場所に放すこと」等が禁止されています。 発見した場合はその場で駆除してください。

生態
・成虫の発生時期は6月~8月・9月頃で、
昼間に活動します。また、成虫の寿命は2週間~1か月程度です。
・成虫は
羽化後すぐに交尾し、樹皮の亀裂やめくれのある樹皮の隙間に、平均300個(最大1,000個ほど)と非常に多く産卵します
・幼虫は
サクラ、ウメ、モモハナモモ)、スモモ(プラム)、プルーン、オウトウ(サクランボ)、アンズなどの主にバラ科樹木を加害します。
・幼虫は孵化後、樹皮下に潜りこみ、基本的に
2年かけて樹木内で成長します。
・幼虫が春~秋にかけて木の内部を摂食することで
樹木を衰弱、枯死させます。この時、ひも状につながったフラス(糞と木くずの混ざったもの)を樹木の株元に大量に排出します。また、フラスの排出は5月~9月に盛んに見られます。

発生の確認方法
・本虫は昼行性で、6月~8月頃に成虫が発生します。このため、
昼間に樹患部を観察することが効果的です。
・成虫は飛翔するため、発生調査を行う場合は捕虫網(虫取り網)を持参してください。

幼虫
・幼虫は樹木の内部にいるため、幼虫が排出する
フラスを発見することで発生を確認することができます。
・フラスはクビアカツヤカミキリ以外の昆虫からも排出されますが、本種のフラスは虫糞と木くずが
連なった形をしており、大量に排出されることが特徴です。
・フラスの排出が盛んな5月~9月に
株元を確認することが効果的です。

防除対策
 (1)刺殺・捕殺
【幼虫の刺殺】
・フラスを排出口からかき出し、長い針金などを差し込んで刺殺します。
【成虫の捕殺】
・成虫は飛翔するため、捕獲する際は捕虫網(虫取り網)などを用います。

(2)ネット巻き
・樹内から発生する
成虫の拡散を防ぎます
・成虫が発生する6月までに、目合い4㎜以下の強度のある防風ネットなどを地際から高さ2m程度までの樹幹に巻き付けます。
・ネットは、樹幹に
密着せず余裕を持たせて巻き、上下は針金やペグで固定します。

ネットの巻き方
・約2mの高さで、主枝にガンタッカー等で固定し、ネットの上端をひもやテープでしっかりと縛ります。
・ネットの噛み切りや、産卵を防止するために、ネットと樹幹が密着しないよう、やや隙間を持たせて巻きます。
・雑草を抑制するために、防草シートを敷き、ペグ等で防草シートとネットを地面にしっかり固定します。
ネット内での産卵を防ぐために、ネットを巻いた後も定期的(2~3日間隔)に見回り、成虫を見つけた場合は捕殺します。

(3)薬剤防除
【樹上の成虫】
・成虫の拡散、新たな産卵防止のために、成虫の発生時期である6月~8月頃に殺虫剤を樹幹部に散布します。
【樹内の幼虫】
・幼虫に対しては、フラスを排出口からかき出し、食入孔にスプレー剤を注入します。

農薬の使用にあたってはラベルを確認し、農薬使用基準(使用時期・使用回数等)を遵守します。

📥 🫙クビアカツヤカミキリに使用できる農薬(ただし令和7年7月28日現在の登録内容).pdf🫙

(4)被害木の伐採・処分
・被害木の伐採は、確実に幼虫を駆除できるため、被害拡散防止として最も有効な対策です。
・伐採は、成虫の発生の恐れがない
9月~翌年4月に実施します。
・伐採した被害木は、枯れても成虫が脱出するため放置せず、散逸防止措置(ネットをかける等)をしてください。
・処分の方法は、破砕・粉砕する場合は現地でチッパー等により粉砕します(10㎜以下)。焼却する場合は、市町の焼却炉に搬入することとし、詳細については、市町の環境部局にお問い合わせください。現地での野焼きは原則禁止です(廃棄物の処理と清掃に関する法律より)。
・幼虫は、根部にも食入することがあるため、伐採後は切り株も堀り上げ(抜根し)、処分してください。抜根が難しい場合は、根を防草シート等で覆ってください。(事前に切り株に覆土するとより効果があります。)

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