ながはま農業塾(第4回)を開催しました
令和8年10月4日(日)、「ながはま農業塾(第4回)」を開催しました。
実習では、個人管理畑と共用畑について、これまでに播種・定植した野菜の生育状況を確認しながら、それぞれの作物に応じた管理作業に取り組みました。
個人管理畑では、ダイコンの間引きや除草、ニンジン・キャベツ・白菜の除草、ブロッコリーの土寄せ、レタスの収穫などを行いました。また、レタスの収穫を終えた場所では、ホウレンソウの播種についても確認しました。
共用畑では、ホウレンソウ、水菜、小松菜、二十日ダイコン、小カブ、大カブ、日野菜、シュンギク、夏菜、わさび菜などの播種や間引き、インゲンの除草を行いました。
さらに、白ネギの除草・追肥・土寄せ、葉ボタンやジャガイモの除草など、秋冬野菜の生育状況に合わせた管理作業にも取り組みました。

実習に続いて、早崎公民館で、元タキイ研究農場研究員の岸田氏を講師に迎え、「野菜栽培の要点、流通、販売など」をテーマに座学を行いました。
座学の冒頭では、農薬の代替として、食酢、苦土石灰、納豆、コーヒーなど、身近な資材を活用した液剤について説明があり、それぞれの特徴や使用方法について学びました。身近な資材を活用した病害虫対策について、具体的な方法が紹介されました。
続いて、有機栽培で栽培された野菜の品質について説明があり、有機栽培における肥料の選択や施用方法、緩効性肥料の活用、雑草対策などについて学びました。また、有機栽培においても、肥料の種類や施用方法が野菜の生育に大きく関わることについて説明がありました。
さらに、出荷先や最終的な用途、販売場所、栽培する作物や品種を決める際の考え方、野菜の流通について学びました。消費者が野菜を選ぶ際に重視する「鮮度」「販売単価」「国産」「旬」「味・食味」などの視点を踏まえ、野菜を生産・販売する際には、消費者のニーズを意識することが大切であるとの説明がありました。
最後に、果菜類の栽培について、栄養成長と生殖成長のバランス、育苗から定植までの管理、接ぎ木の目的、作物ごとの生育特性や追肥の時期などについて学びました。ウリ科では着果節位や整枝、ナス科では定植時期や肥効バランスなど、作物の特性に応じた栽培管理が重要であることについて、具体的な説明がありました。
今回の講座では、ほ場での実習を通じて日々の栽培管理を実践するとともに、座学では病害虫対策、有機栽培、栽培計画、流通・販売、果菜類の栽培まで、幅広い内容について学びました。野菜を栽培するための技術だけでなく、消費者や販売先を意識した「売れる野菜づくり」について考える機会となりました。
講座終了後は、希望者がほ場に残り、引き続き作物の管理作業に取り組みました。
今後も「ながはま農業塾」では、実習と座学を通じて、野菜栽培に必要な知識と技術を学びながら、農業への理解を深めていただける講座を進めていきます。

