収穫期の籾(もみ)運搬は「過積載厳禁」!
稲刈りが始まると、コンバインから排出された籾を軽トラックなどで乾燥施設等へ運搬する機会が増えます。
この時期は、「一度でできるだけ多く運びたい」という気持ちから、籾を積み過ぎてしまうことがあります。
しかし、籾は水分を多く含んでいるため、乾燥籾よりも重量が大きくなります。
過積載は、交通事故だけでなく、車両の故障やタイヤのバースト、ブレーキ性能の低下、さらに籾の品質低下にもつながるおそれがあります。
「1回で運びすぎない」ことが、あなたの運転と周囲の人の安全を守ります。
🌾 なぜ籾の運搬は特に危険なの?
収穫期の籾(生籾・乾燥籾)は、過積載になりやすく、事故やトラブルの原因となります。
✅ 過積載は、交通事故だけでなく、機械トラブルや品質低下にもつながります。
✅ 生籾は水分を多く含むため、乾燥籾の約1.2~1.3倍の重量になります。
✅ 軽トラック用コンテナに生籾を満杯にすると、600~800kgを超える場合があります。
➡️ 「コンテナが満杯=安全に運べる量」ではありません。
⚠️ 過積載が招く「3つの危険」
① 🚚 フレームの疲労骨折・タイヤのバースト
重い生籾を積んだまま、凸凹の農道などを走行すると、車両のフレームに大きな負担がかかります。
その結果、フレームの破損やタイヤのバーストによる重大事故につながるおそれがあります。
② 🛣️ ライスセンター手前の坂道での立ち往生
過積載によって車両が重くなると、坂道などで前輪が浮いてハンドルが効かなくなったり、ブレーキが効きにくくなったりする危険があります。
特に、坂道やカーブでは十分に速度を落とし、慎重に走行しましょう。
③ 🌾 張り込み遅れによる品質低下
過積載による運搬トラブルやライスセンターでの荷受け待ちなどにより、籾の張り込みが遅れると、品質低下(ヤケ米等)につながるおそれがあります。
安全だけでなく、おいしい米づくりのためにも、適正な量で運搬しましょう。
🚜 安全な籾運搬の目安
チラシでは、軽トラック(積載350kg)の場合、コンバインのタンクから排出する際、コンテナの半分~6割程度を目安にして、一度一般入れすることが示されています。
🔴 コンテナ満杯は絶対にNG!
余裕をもって、安全な量で運搬しましょう。
また、効率を重視する場合は、軽トラックで無理に運搬せず、2トン車に籾コンテナを載せる、またはダンプ車を利用するなど、安全な運搬方法を検討しましょう。
✅ 運搬前に必ずチェック!
出発前に、次の項目を確認しましょう。
☑️ 積載量を守っていますか?
☑️ コンテナの状態を確認しましたか?
☑️ タイヤの空気圧を確認しましたか?
☑️ ブレーキは正常に作動しますか?
☑️ スピードを控えめにしていますか?
☑️ 坂道・カーブでは特に注意していますか?
🌾 「運びすぎ」は「違法・危険・品質低下」の三重のリスク!
収穫期は、農作業が忙しくなり、つい効率を優先してしまいがちです。
しかし、「もう少し積める」「あと1回分を減らしたい」という判断が、重大な事故につながることがあります。
ルールを守って、安全・安心な稲刈りを行いましょう!
🚜 「安全第一」で、事故ゼロ・品質の良い米づくりを目指しましょう!

