切り花リンドウ栽培研修会を開催しました
2017年12月05日
平成29年12月5日(火)湖北農業会館会議室において、平成29年度湖北花き事業切り花リンドウ栽培研修会を開催ししました。
すでにリンドウを作付けされておられる生産者・来春より作付けを予定されておられる両JAの花き部会員・関係機関の担当者、総勢25名のみなさまに受講いただきました。
滋賀県湖北農業農村振興事務所農産普及課の森氏より、「切り花リンドウの需要と基本的な栽培技術」湖北地域における切り花リンドウ栽培のすすめについて講義いただきました。
リンドウの特徴は、花色は主に鮮やかな青紫色で段状に蕾が付き下位から順に咲きます。時期は、6月~11月頃で主にお盆時期です。品種の特徴は、開花する時期により極早生から晩生に区別されます。主な用途は、仏事の組み材料として利用されることが多く、特に夏の青(紫)の花材として重宝されています。栽培期間は長く、定植1年目は株養成・2年目以降に収穫となり、生産が安定するのは3年目から5年目です。
最後に組花加工向け需要に対応した切り花生産についての情報提供をいただきました。
湖北地域に適した品種は、①ながの2号(青紫) ②スカイブルーしなの早生(青紫) ③しなの2号(青紫)です。ただいま種苗の注文を受付けていますので、新たにリンドウの栽培・出荷をご検討の方は、JAレーク伊吹花卉部会事務局 およびJA北びわこ花卉部会事務局または、県農産普及課(長浜)までお問い合わせください。