本田での葉いもちの発生が平年より早く確認されています。 早期の葉いもち対策に努めましょう!
令和5年6月20日 滋賀県病害虫防除所は、防除情報第7号を発表しました。
本田での葉いもちの発生が平年より早く確認されています。
早期の葉いもち対策に努めましょう!
対象作物:イネ
病害虫名:葉いもち
葉いもちに感染しやすい気象条件が生じたかを推定するイネいもち病発生予測システム(BLASTAM)によると、6月上旬以降、いもち病の感染好適日が県内各地で断続的に出現しています。また、本田での葉いもちの発生が、平年(6/23)と比較して8日早く(6/15)確認されました。
葉いもちは穂いもちの伝染源となるため、いもち病が発生しやすいほ場(育苗箱施薬剤を施用していないほ場、日当たりや風通しの悪いほ場等)を中心に見回り、必要に応じて防除しましょう。なお、薬剤の使用にあたっては、県農作物病害虫雑草防除基準を参照してください。
防除上注意すべき事項
(1)余剰苗周辺から発生しやすいので、余剰苗を早急に処分する。
(2)ほ場をよく見回り、発生を認めたら薬剤を散布する。なお、例年いもち病の発生が多いほ場では、発生前に粒剤を散布する。
(3)育苗箱施薬または移植時の側条施用により薬剤を施用した場合、葉いもち防除の必要性は低い。この場合でも発生を認めたら薬剤を散布する。
(4)耐性菌を生じやすいので、穂いもちの防除も考慮して同一グループ薬剤の連用を避ける。
お問い合わせ先:滋賀県病害虫防除所
TEL:0748-46-4926 FAX:0748-46-5559
Email:GC70@pref.shiga.lg.jp
https://www.pref.shiga.lg.jp/boujyo/
農薬取締法や滋賀県では、農薬を販売する者・使用する者が守らなければならない事項、守っていただきたい事項を次のように定めています。
このことを守り、農薬の適正な流通、安全・適正な使用に努めましょう。
【 農薬を扱うみなさまへ.pdf 】