『 湖北はひとつ 』を合言葉に!   湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。   KohokuRegionalAgricultureCenter Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 E-mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp Web:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy                処暑(しょしょ)... 厳しい暑さも峠を越す頃です。朝夕は涼しい風が吹き、心地よい虫の音が聞こえてきます。暑さも和らぎ穀物が実り始めますが、同時に台風到来の季節です。 《 陽気とどまりて、初めて退きやまむとすればなり 》

竹生島蚕霊(虫)供養祭奉修について

2018年10月12日

 10月11日(木)農業関係者として米作りや野菜作りで犠牲になった田畑の虫を供養するために、竹生島宝厳寺本堂において虫供養祭・養蚕の業績を子々孫々に引き継ぐため、蚕霊供養祭を奉修されました。

 湖北の養蚕は農家の副業として発展し全世帯の7~9割が従事していたという記録もあり、旧長浜市域だけでも4、487戸の養蚕農家が生産をしていました。

 湖北地域では、滋賀県全体の繭の生産量の7割を占めていたと記録されており、浜ちりめんやビロードなどの地場産品を生みました。

 化学繊維の台頭などを機に衰退しましたが、今もわずかに蚕業は残っており高級和楽器の糸として名が知れています。

 竹生島の宝厳寺本堂へ向かう石段は170段弱あり、養蚕関係者による石柱が奉納されています。また宝厳寺には大きな燈籠も献燈されており、当時の養蚕の繁栄がうかがえます。

友だち追加