第24回滋賀県産業用無人ヘリコプター飛行技術競技会の開催について
無人ヘリコプター防除の安全運航の啓発とオペレーター等の技術研鑽を図るため、第24回滋賀県産業用無人ヘリコプター飛行技術競技会が開催されます。
第24回 滋賀県産業用無人ヘリコプター飛行技術競技会開催要領
1.目 的
産業用無人ヘリコプターの安全運航の啓発と飛行技術の向上並びに会員相互の交流を図ることを目的とする。
2.主 催:滋賀県産業用無人ヘリコプター防除安全推進協議会
共 催:一般社団法人 滋賀県植物防疫協会
3.開催内容
(1)開催日時:令和6年10月22日(火) 午後1時00分~午後4時00分
(雨天等で開催が困難な場合は中止。)
競技会日程
(1)開 会:午後1時00分
(2)競技説明:午後1時10分
(3)模範演技:午後1時20分
(4)競技開始:午後1時30分~
(5)結果発表・表彰・講評:午後3時45分
(6)閉会 午後4時00分
(2)開催場所:近江八幡市立運動公園グラウンド
近江八幡市津田町18番地 電話:0748-33-6303
(3)飛行技術競技会の参加資格
*(一社)農林水産航空協会認定の「産業用無人ヘリコプター技能認定証(指導員含む)」を有する者とする。
4.競技会使用機体
ヤンマーヘリ&アグリ㈱所有機 YF390AX
東海スカイテック㈱所有機 FAZER R
競技会当日準備します。(ヘルメット、トランシーバーも併せて準備します。)
5.競技方法 (全国大会の競技方法に準じる。)
オペレーターとナビゲーターのペア毎に、審査図に規定された散布飛行コース(1~6コース)を順路に従って水を散布しながら標準散布飛行を行い、 飛行の安定度と操作技能の精度等を競う。
6.選手の競技内容
1)スタート地点は、主催者の設定位置(ヘリポート板)とし、 競技中の風向による変更はしない。
2)周囲の安全確認の後、エンジンを始動させる。
3)審査員の笛によるスタートの合図で、 機体を離陸させる。
4)オペレーターは、 機体離陸から着陸までの飛行時間中、スタートラインの手前に引かれた25mラインを超えてはならない。
5)ヘリコプターを離陸場所(ヘリポート)上空3mでホバリングさせ、吐出確認(散布スイッを操作し赤色ランプの点灯)させる。
散布装置に異常がある場合は、審査員にその旨申告し、指示を仰ぐ。
6)散布装置が正常に機能していることを確認できたら機体をスタート地点に移動させる。次いで、スタートライン地点から水を散布(赤色ランプの点滅確認)しながらの飛行に移る。
7)機体の通過等の測定位置は、マスト位置(以下「機体」という。)とする。コース間の距離及び飛行諸元は、次のとおりとする。
ア.スタートラインからエンドラインまでの距離は60mとする。
イ.飛行速度・・・・・・15km/時とする。
ウ.飛行高度 (地上)・・・3mとする。高度位置は散布装置のブームとする。
エ.飛行間隔・・・・・・7.5mとする。
8)散布飛行は、各コース(1~6コース)で行い、散布装置の操作は、オペレーターまたはナビゲーターが行う。
9)スタートラインとエンド間の旋回をしてはならない。
10)散布飛行をフィニッシュした後、機体をヘリポート(スタート地点)上空3mまで移動させ確実にホバリングし、笛の合図で着陸させる。
11)着陸後、エンジンを停止させる。
7.審査項目 (詳細は全国大会の開催要領審査規定による。)
(1)周囲への安全確認
(2)離陸状況(垂直上昇 離陸地点のズレ)
(3)飛行中の速度(15km/時)
(4)飛行中の高度(3m)
(5)飛行の安定性(飛行中のズレ)
(6)飛行中の飛行間隔(7.5m)
(7)ホバリングの安定度・高度
(8)コース内の水の散布状況
(9)スタートライン及びフィニッシュライン手前旋回・移動とオーバーラン
(10)エンドラインの手前旋回・移動とオーバーラン
(11)着陸状況(ホバリングから着地、ヘリポートへの着陸地点のズレ)
(12)ナビゲーターの機体接近危険行為
*飛行基準時間は、121.4秒。(片道14.4秒、移動・旋回7秒)基準時間から1秒増減毎に2点減点
8.審査方法
4人の審査員により、審査項目毎に評点を集計した合計点が最も優秀な者から順位を決める。
評点は、減点方式とする。
9.表 彰
優勝、準優勝、第3位(それぞれ賞状とカップ、盾、副賞を授与する。)
10.その他
上記の表彰チームの中から11月7~8日埼玉県熊谷市で開催される「全国産業用無人ヘリ
コプター飛行技術競技大会」へ推薦する。(旅費、宿泊費、参加費を助成する。)
11.飛行技術競技会申込先
一般社団法人滋賀県植物防疫協会 (077-521-8964 FAX 077-521-8977)
別紙の申込書による。 ※10月10日(木)まで