『 湖北はひとつ 』を合言葉に!   湖北地域農業センターは、広域調整機能を最大限に活用し、湖北地域における農業の振興及び担い手の育成を図り、将来展望の持てる農業構造の確立を目指すと共に、湖北地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としています。   KohokuRegionalAgricultureCenter Tel:0749-62-4143 Fax:0749-62-4144 E-mail:kohoku-nougyou@tree.odn.ne.jp Web:https://kohoku.webnode.jp/ LINE:@549zxsvy                雨水(うすい)... 降る雪が雨へと変わり、雪解けがはじまる頃のことです。山に積もった雪もゆっくりと解けだし、田畑を潤します。雨水は農耕をはじめる時期の目安とされてきました。 《 陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり 》

『緑肥の活用・農作業安全』研修会を開催しました

2022年12月14日

 令和4年12月14日(水) 長浜まちづくりセンター(さざなみタウン内) 多目的ホールにおいて、『緑肥の活用・農作業安全』研修会を開催しました。


 講師には、農研機構 農業機械研究部門 システム安全工学研究領域 予防安全システムグループ 積グループ長補佐をお招きし、『農作経営を支える「農作業安全」の考え方 ~本当に効果のある事故対策とは?~』と題し、「農作業の危険性ってどのくらい?」「農作業事故の多さ」「経営、生活、地域への影響」「どんな農業経営をしたい?」「これからの(経営)は(安全)と一体で考える」「危険は様々なところに潜んでいる!」「現状からの変化の必要性」「マニュアルはないがヒントはある」「事故事例:農道からの転落」「機械をみると・・・」「安全フレームの無効化・シートベルト未着用」「事故事例:路肩から転倒・ヘルメット着用事例・乗降時に機械から転落・トラック荷台から転落・クレーン操作時に接触・清掃時に巻き込まれ・駆動部に巻き込まれ・機体にひかれ・補助作業時にひかれ・経営者としての共同作業者への安全配慮・刈払機の安全な使用方法」についてご講演いただきました。質疑応答の後、受講者全員が「農作業安全宣言」(改善目標)を作成し、農作業事故防止に取り組んでいただきました。

 休憩を挟んだ後、有機稲作研究所 伊豆陽なたビオファーム 土壌医 米倉様より、『緑肥作物の多様な機能を活用した農業生産 ~農地で作物の肥料を作る(肥料の地産地消)~』と題し、「緑肥とは」「緑肥作物の種類とその特徴」「緑肥作物が土壌と作物に与える効果」「地球温暖化と農地の現状と課題」「ヘアリーベッチの特徴と効果(成功の秘訣3箇条)①圃場の条件 ②品種の選定と播種方法 ③生育量の確認方法」「ヘアリーベッチ由来の窒素の効き方」「ヘアリーベッチ利用事例の紹介」についてご講演いただきました。質疑応答では、実際にレンゲやヘアリーベッチを使用されている農業者から、緑肥の越冬についての問題点等の質問にご回答いただきました。また、価格等の質問には、雪印種苗株式会社よりご回答いただきました。


 『緑肥の活用・農作業安全』研修会は、湖北農業農村振興事務所と共催で開催させていただきました。ご参加いただけなかった農業者の方で、今回の研修会資料をご希望の方は「湖北地域農業センター ℡ 0749-62-4143 」までお申し込みください。

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