農作業事故安全対策について
2020年09月11日
毎年、農作業が集中する春と秋の農繁期を中心に農作業事故が多く発生しています。
令和元年には県内で40件の農作業事故が起こっており、その内訳は死亡1件、重傷9件、軽傷13件、物損13件となっています。作業別では、刈取・脱穀・草刈が9件、機械別では、トラクター・コンバイン・草刈機の順に事故が発生しています。年代別では、60歳代が15件、70歳代が12件となっており、全体の7割以上を60歳以上の年代が占めています。
また、近年は農作業労力の軽減・農作業の効率化を図るため、大型農業機械やフォークリフト・ミニショベルなどの小型車両系建設機械の導入が進んでいる一方で、誤った使用方法や不注意による事故も発生しています。
これら農作業事故を防ぐためにも、各作業機械(車両)の資格取得や規則に基づいた作業計画書を作成して農作業を行っていただくとともに、万が一のためにも労災保険や各種保険に加入しているか、無資格での運行(運転)や作業をしていないか、今一度ご確認ください。 上記「啓発チラシ」を集落内や組織内等でご活用される場合、必要部数を提供させていただきますので、湖北地域農業センター(62-4143)までご連絡ください。