麦類赤かび病が多発しています
2022年05月13日
令和4年5月11日 滋賀県病害虫防除所は、県内で麦類の「赤かび病」が多発しているとして
、下記のとおり防除情報を発表しました。
令和4年度防除情報第2号
令和4年(2022年)5月11日
滋賀県病害虫防除所
麦類赤かび病の発生状況と追加防除について
対象作物:麦類
病害虫名:赤かび病 5月9日~10日に実施した調査において、県内30地点での小麦赤かび病の発生地点率は46.7%となり、県南部(大津・南部地域、甲賀地域、東近江地域)で66.7%と高い傾向にあります。特に、「びわほなみ」では、2回防除実施後のほ場においても、発病を確認しました。大麦赤かび病についても県南部を中心に発生を認めており、県内9地点での発生地点率は22.2%でした。
また、大阪管区気象台5月5日発表の1か月予報によると、向こう1か月の気温は平年並、降水量は平年並または多い見込みで、赤かび病の発病が助長される条件になると予想されます。防除上注意すべき注意事項(1)注意報第1号(令和4年4月26日付)を参考に、追加防除の実施を検討する。(2)薬剤は県農作物病害虫雑草防除基準を参照のこと。薬剤の散布にあたっては、ラベルを確認し、農薬使用基準(使用時期・使用回数等)を遵守する。
農薬の取り扱いについて
農薬取締法や滋賀県では、農薬を販売する者・使用する者が守らなければならない事項、守っていただきたい事項を次のように定めています。
このことを守り、農薬の適正な流通、安全・適正な使用に努めましょう。
【 農薬を扱うみなさまへ.pdf 】